事業計画を立てるために

事業計画を立てるために、先ず棚卸をしました。

自分自身が、何にお金と時間を使ったのか書き出し、お寺の過去を書き出しました。

次は、やりたいことをすべて書き出します。手に入れたいことも書き出して下さい。

たとえば、毎月1回座禅会をやる。新たに坐禅用の坐蒲を購入する。山門を建てたい。檀信徒向け寺報を発行するなどなど。

思いつく物を全て書き出して下さい。

その時に注意して欲しいことがあります。まずは、数を出すこと、そして、出来るか出来ないかは、考えないことです。出来るかできないかを考えてしまうと、ほとんどの場合、出来ないという結論を出します。すると脳が考える事をストップしてしまうのです。ですので、できるかできないかではなく、やるか、やらないかでリストアップすることが大切です。

元々ここでの課題は、やりたいことを書き出すことですから、やらないことは、書き出す必要はありませんが。

数を出した後、絞り込みます。数を出す時間と絞り込む時間を別にすることが大切です。これを一緒にやるとうまく行きません。

 

もし、お寺に協力してくれるスタッフがいるのなら、一緒に取り組むのもいいかもしれません。その場合、時間を決めます。20分でいいです。20分で数を出します。20分で100個を目標に取り組んでみて下さい。やりたいことをみんなで考え出すという作業は、とても楽しく、脳が活発に動き出します。複数の人で取り組むと相乗効果で思いも寄らないアイディアが出てくることがあります。

 

次に書き出してもらいたいことがあります。それは、今すぐにやらなければならないことです。

あなたが、今すぐにやらなければならないことです。たとえば、机の上の書類を整理する。ゴミ箱をきれいにする。郵便物を整理する。〇○さんに手紙を書く。など、すぐにやらなければならないことです。

プライベートのことから、仕事に関することまで、細かいことから大きな事まで書き出して下さい。

この作業の大切なところは、書き出すことにあります。10個20個書き出して、もう思いつかないなで終わらないことです。脳を絞り出すのです。頭の中をすべて書き出すというつもりで、取り組むことで、現状と未来が見えてきます。

 

次は、事業化アイディアを書き出して下さい。

思いつきレベルでいいです。構想レベルでいいのです。それを書き出します。来年度実施する事業か数年後に実施する事業かは、ここでは問いません。とにかく今思いつく事業アイディアを書き出します。

たとえば、本堂で年2回音楽コンサートを実施する。檀信徒を募り100観音巡礼をする。新たな祈願法会を実施したいなどです。

イベントだけではありません。永代供養墓を拡張する。寺院受付に相談コーナーを設けるなどもあるでしょう。

単年度事業から中期長期にわたる事業まで、考えられる事業をすべてかく出して下さい。

 

こうすることで、あなたの頭の中をすべて紙に書き出すことができるのです。そうして、これを俯瞰して見ます。

俯瞰して見ることがとても大切です。日々の業務に終われているとどうしても近視眼的な見方になってしまいます。空から見下ろす感覚で、事業を見渡す事で、寺業の行き先が見えてきます。

 

それでは、書き出したものを絞り込んでいきましょう。

 

やりたいことリストから、やらないことを決めます。やりたいことから選ぶのではなく、やらないことをまず決めます。決めたら消して下さい。

事業化アイディアリストでも、やらないことを決めます。

次に、今年中にやること、来年度やること、2年後3年後の事業、5年後の事業、10年後、それ以上というように、区分します。

 

これで、だいぶ絞られてきました。

 

自分自身とお寺の棚卸、やりたいこと、すぐやらなければならないこと、事業化アイディアが揃いました。これらを元に、お寺の魅力を際立たせていきます。

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