ビジョンを立てる!

フェイスブックで、気になる投稿がありました。

僧侶派遣会社の登録が増えているというのです。しかも、若い副住職の登録が増えているのだそうです。私は、しばらく考え込んでしまいました。

寺院経営の危機が拡大していることの表れでしょうか?

正直、資金を生み出すためには、少ない檀家(門徒)さんだけでは、限界があるかもしれません。何とか日々の暮らしを維持するためには、多くの人が集まっている所で活動する方がいいでしょ。そう考えて行動するのも理解はできます。

 

かつて、私も登録を考えたことがあります。収入の少ないお寺では、収入源を増やすことも必要です。その一つとして、僧侶派遣に登録するということも検討しました。でも、私は登録しませんでした。これからもしないと思います。

 

たとえどんな状況になっても、ゼロからでも、もう一度リスタートすることができると確信しているからです。サバイバル能力がついたと感じています。何をどうしていいか判らないという状況には、なりません。何をどの順番で取り組んでいいか、計画を立てることができます。そういった専門家たちとたくさん繋がっています。寺院経営だけではなく、どうのような事業であっても同じにリスタートすることができると信じています。

 

自分がこの世に命を授かって、何をすべきなのか、深く考えることができれば大丈夫です。

 

その場しのぎの生活をしていませんか?

ビジョンを持ち、ビジョン達成のために今をしっかり生ききるという志を立てていますか?

 

お寺の経営を考える時、まず取り組まなければならないのは、自坊を調べることです。自坊が地域に提供できる価値がなんなのか、探り当てることです。檀家(門徒)さんをはじめ、地域の人たちに価値を提供することこそ、布教です。布教活動を地道に繰り返すことです。信頼関係が生まれます。

 

次に、ぼんやりでもいいから、ビジョンを作りましょう。お寺を通じて、お坊さんとして、社会にどのような役割を果たすのか、短い言葉にしてまとめます。

 

次にビジョンを実現するための方法を考えるのです。方法は一つではありません。考えられるだけ、考えます。他のお寺でうまく行った事例を参考に、自坊にあった形にします。

 

成果は、手法×姿勢によってもたらされます。掛け算です。マイナスの姿勢で手法に取り組むと、成果はマイナスになってしまいます。一つの手法にこだわり、その手法で成果がでなかっただけで、諦めてしまう人をたまに見かけます。諦めてはいけません。ただその手法が、自坊には、あわなかったということが判っただけです。次の手法に取り組めばいいのです。

 

どんなことに取り組むとしても、しっかりと準備して、確実にうまく行くところまで、計画を書き込むのです。成果があがる確率を高めるには、計画書を数人の人に見せます。そして、意見を求めます。意見を元に修正を加えて行けばいいだけです。毎日少しずつビジョン実現に近づいていきます。

 

その場しのぎの生活から、ビジョンを実現する生活に変わるのです。そのためには、お坊さんには、経営感覚を持つことが必要です。

 

毎日ビジョンに近づいていると実感できる生活って、もう楽しくって仕方ありません。

 

 

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